困ったお口のトラブルと対処法
皆さんこんにちは。にしい歯科クリニック院長の西井遼太郎です。
寒い日が続きますね。新型コロナウイルスのことも心配ですし、皆様お体ご自愛下さい。
今回は、突然起こってしまう様々なお口のトラブルと、その対処方法についてお話ししたいと思います。
①歯が痛む
突然歯が痛くなることがあります。
その原因は大きく分けると2つ考えられます。
一つはむし歯による痛み、もう一つは歯のまわりの歯ぐきの炎症による痛みです。
どちらが原因であっても、放置しておくとますますひどくなってしまう恐れがありますので、早めに歯医者さんを受診することをお勧めします。
病院にどうしてもすぐに行けなかったり、お痛みが強い場合は、ひとまず手持ちの痛み止めで痛みを抑えておきましょう。
②詰め物、被せもの、差し歯が取れた
取れてしまった詰め物や被せもの、差し歯はもう一度付け直せる可能性があります。
ただ、外れてしまってから日にちが経ってしまいますと、隙間が出来たり歯の位置やかみ合わせが変化して戻せなくなります。
できるだけ早めに歯医者さんに行きましょう。
外れた原因が、中にむし歯ができてしまったり、隙間が大きくなってしまったことによるものであれば作り直す必要があるでしょう。
なお、外れたものを自分で接着剤でつけるのは絶対にやめましょう。
位置がずれるとかみ合わせがくるってしまったり悪影響が多いです。
③歯ぐきが腫れた
歯ぐきが腫れる原因は大きく分けて①歯周病②歯の根の炎症③親知らずの3つあります。
どの原因であっても、放置してしまうと悪化してしまいます。
急性の症状を抑えるために抗生物質が必要なケースも多いですし、根本の治療が必要ですので、歯医者さんに早めに受診しましょう。
④歯が欠けた
事故や物にぶつかって歯が欠けてしまうことがあります。
欠けた破片が元に戻るようであればくっつけることが可能な場合があります。
できる限り破片を保存しておいて、早めに歯医者さんを受診しましょう。
なお、自分で破片を接着剤でくっつけるのは絶対にやめましょう。
⑤歯が抜けた
事故などで歯が抜けてしまった場合、早めに処置すれば元の位置に戻せる可能性がありますので、抜けた歯を持参して早めに歯医者さんを受診しましょう。
抜けた歯は、乾燥にとても弱いですので生理食塩水(なければ牛乳でも可です)に浸しておいてください。また、歯の根のあたりに歯ぐきのようなものがついている場合がありますが、絶対にはがさず、そのままの状態で持ってきてください。
突然のトラブルは避けて通れないものですが、適切な対処法を知っていれば、いざという時も落ち着いて対処できるのではないでしょうか。
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
お口の中のどの様なお悩みもお気軽に相談してくださいね。
医療費控除について
皆様、あけましておめでとうございます。
にしい歯科クリニック院長、西井遼太郎です。
寒さが答える今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
年が明けて、2月になりますと、確定申告の時期が来ますね。
2020年は2月17日(月)から、3月16日(月)が申告期限と納期限になります。
この時にぜひ申請していただきたいのが、医療費控除です。
1年間の医療費が10万円を超えた場合(年間所得が200万未満の場合はその5%の金額)、その超過額について所得控除を受けることができます。
歯科での治療費も医療費控除の対象で、保険治療だけでなく、自費治療(インプラント、セラミックなど)や健康のための歯科矯正も対象になります。
生計を共にしている家族単位で合計して、1年間に10万円以上の医療費がかかれば税金が軽減され、住民税も軽減されます。
通院時にかかった電車、バス代、タクシー代、お子様に付き添った分の交通費も申告できますので、証明できるものをしっかりと保管しておくようにしましょう。
次に、実際どのくらいの金額が返ってくるのかについて説明します。
医療費控除額=実際に返ってくる金額ではありません。
その方の所得税率と、医療費控除額を掛け合わせた額が返ってきます。
例えば、課税所得額が400万円で、医療費が40万円の方ですと、所得税率が20%で、医療費控除額が30万になります。
医療費控除を適応すると
30万×0.2=6万円が還付されることになります。
ただし、実際に返ってくる額は、すでに支払った税金から控除される部分を還付するものなので、住宅ローン控除を受けているなど納税額が控除額より少なくなる場合は、全額還付されるわけではないので認識しておきましょう。
当院で行っている治療の多くも医療費控除の対象になります。
ただし、見た目を改善するホワイトニングは医療費控除の対象外になります。
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談してくださいね。
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
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次世代グロスリップ ラシャスリップス(Luscious Lips)で、唇につや、ハリを!!
皆さんこんにちは。にしい歯科クリニック院長の西井遼太郎です。
2019年も残すところあとわずか、日に日に寒さが体にこたえる時期になってきましたね。
寒さとともにこの季節気になるのが乾燥。
なんだか体じゅうがカサついている感じです。
その中でも特に気になるのは唇ではないでしょうか。
今回は歯科医院で取り扱っているリップケア用品(医療機関専売品)であるラシャスリップスについてお話ししたいと思います。
ラシャスリップスとは
アメリカが原産国のリップ美容液です。
以下のような有効性があります。
・独自開発のペプチド&海洋性コラーゲン(皮膚保護材)配合。
・唇の色調を整え、唇の輪郭を際立たせます。
・唇を乾燥から保護します。
・唇に潤いを与えます。
・使用後から唇のつや、ハリ、滑らかさを実感できます。
・ヒアルロン酸(皮膚保護材)を含有しています。
・乾燥し、荒れた唇に有効です。
・心地よい爽やかなミントの香りとベタつかない質感です。
・肌質を選ばない使いやすさがあります。
・唇にメリハリを与えます。
次に、実際の効果についてです。(メーカー調べ)
◎使用直後
塗布10分後には、80%の被験者が最低1.6mm以上唇がふっくらしたことを体感し、効果は最長4時間持続。
保湿効果は最長24時間保たれ、極度に乾燥し荒れた唇でも和らいで心地よい感覚が続く。
◎長期使用後(4週間継続使用)
・平均2〜3mmの唇のボリュームアップ
・80%の被験者が弾力性と滑らかさの向上を実感
・100%の被験者が保湿力の向上を体感
・アンチエイジング効果(唇のくすみ、小じわの改善)
⇒1日2〜3回は塗り直すと効果的とのこと。
次に、使用方法と、実際の使用感についてです。
◎使用方法
清潔で乾いた唇の表面と唇の輪郭の周辺に、塗布用のスティックを使ってたっぷり塗ってください。
環境によるダメージから唇を保護し、保湿します。
唇にハリ、つやを与えます。
必要な時、または好きな時に繰り返し使用します。
単独でも、その他の口紅の上からでも使用できます。
毎日ご使用頂くことで、保湿効果、ハリ、つや、滑らかさを与え、唇の輪郭を際立たせます。
◎実際の使用感
唇に塗った直後はぴりぴりします。
味もニオイも歯磨き粉を塗っているみたいな感じがします。
グロス特有のネバネバやペタっとした感じもほとんど感じないと思います。
カラーラインナップについてです。
色は全部で15色あります。
弾力性、滑らかさ、保湿力はかなりアップしますので満足度が高いリップグロスです。
にしい歯科クリニックでも取り扱っています。
一度、お試ししてみてはいかがでしょうか。
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
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見逃さないでください!自分では気づきにくい、歯周病の初期症状について
皆さんこんにちは。にしい歯科クリニック院長の西井遼太郎です。
12月に入り、街もイルミネーションがきれいで、いよいよクリスマスという感じですね。
皆さんクリスマスはどのように過ごされるのでしょうか。
さて、今回は歯周病のお話をさせていただこうと思います。
歯周病という言葉は耳にされたことはあると思いますが、どのような病気か、その症状について詳しくご存じの方は少ないのではないでしょうか。
歯周病は、歯を支えている骨や歯ぐきが歯周病菌によってやられてしまう病気です。
歯周病が進行してしまうと、最悪の場合歯が自然に抜け落ちてしまうこともある厄介な病気です。
以前のブログ記事でも紹介したのですが、歯周病によって全身の健康被害を引き起こすこともありますので、なるべくなら歯周病になりたくないものです。
そのためには、歯周病の初期症状を知り、早めに対策を立てて予防していくことが大切です。
歯周病は「静かなる病気」と呼ばれています。
なぜかと言いますと、歯周病は自覚症状が現れにくいため、知らず知らずのうちに進行して重症化することがよくあるからです。
残念ながら、日本は欧米諸国と比較して、定期検診や予防歯科での歯科の受診率は高くありません。
いわゆる、「歯が痛い」などのトラブルを自覚してから歯医者を受診する人が多いため、歯周病が重度になるまで放置されているケースが多く見られます。
残念ながら歯周病はある程度進行してしまうと完治は難しく、手遅れになってしまっていることも多いのです。
そのような場合は悪い歯を抜いて、代わりの歯(インプラントや入れ歯)を入れるのですが、機能的にも見た目にも、ご自身の歯に比べると劣ってしまいます。
歯周病は初期の症状をいち早く発見し、治療を受けることで悪化を防ぐことができるので、早期発見、早期治療が一番大切になります。
歯周病の3つの初期症状についてお話しします。
①歯ぐきが赤く腫れる
歯周病の始まりは、まず歯ぐきが赤く腫れるということから始まります。
歯周病の初期は「歯肉炎」と呼ばれます。
歯肉炎の段階ですと、まだ歯ぐきの中の骨がやられていない段階ですので、完治が可能です。
②歯ぐきから血が出る
歯ぐきに炎症が起きると、歯みがきをしたときに出血するようになります。
歯ブラシに血がついていたり、うがいの時に血が混じるなどの症状があれば要注意です。
③冷たいものがしみる
歯周病が進行すると、歯のまわりの骨が溶け、歯ぐきがやせてきます。
そうすると、今まで歯ぐきに覆われていた歯の根の部分がむき出しになります。
歯の根の部分は敏感ですので、冷たいものがしみるようになります。
これらの自覚症状が一つでも当てはまる方は、一度歯科医院を受診することをお勧めします。
歯ぐきの状態を検査したり、レントゲンを撮影し、歯周病の状態を調べたうえで治療を始めていきます。
できるだけ健康な歯を守り、いつまでもご自身の歯で何でも食事できることを私たちは願っています。
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
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歯周病と全身の病気とのかかわりについて
皆さんこんにちは。
にしい歯科クリニック院長の西井遼太郎です。
だんだん気温も下がり、紅葉のきれいな季節になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は歯周病と全身の病気とのかかわりについてお話ししたいと思います。
歯周病はむし歯と同様、進行すると歯を失うことにつながる怖い病気です。
でも、実はそれ以外に体の健康を奪ってしまう恐れがあるということを皆さんご存じでしょうか。
どの様な病気と関係があるかを紹介したいと思います。
①心疾患
歯周病菌が血管の中に入り込み、心臓の膜や弁に感染を起こしてしまい、感染性心内膜炎を発症することがあります。
また、心臓の血管に歯周病菌が取り付いてしまうと、狭心症や心筋梗塞の原因になる恐れもあります。
②糖尿病
糖尿病になると歯周病にかかりやすくなるということは、以前より知られていました。
近年では、逆に歯周病が糖尿病を起こしやすくなるということも分かってきました。
歯周病菌が消化器官に影響を及ぼし、胃潰瘍や胃がんを起こす可能性も指摘されています。
④早産、低体重児出産
妊婦さんが歯周病になっていると、早産や低体重児出産のリスクが7倍高まると言われています。
⑤脳血管障害
歯周病菌が脳の血管に入り込んでしまうと、血管が狭くなってしまいます。
その結果、脳梗塞などの脳血管障害を引き起こしてしまうことがあります。
⑥誤嚥性肺炎
高齢者にとって命とりな誤嚥性肺炎。
歯周病菌が気管の中に入ってしまうことにより、引き起こされることがあります。
このように、歯周病と全身の様々な病気が密接に関わっています。
歯周病をしっかりと治し、管理していくことでこれらの病気を予防することにもつながっていきます。
お口の健康は体の健康と深く関係しています。
歯周病ケアをしっかりとしていき、健康で前向きな毎日を目指しましょう!
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
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歯周病とたばこの関係について
皆さんこんにちは。
にしい歯科クリニック院長西井です。
今回は、歯周病とたばこの関係についてお話ししたいと思います。
まずは歯周病という病気についてお話ししたいと思います。
歯周病は歯と歯ぐきの境目にこびりついた歯垢(プラーク)中の細菌が原因で、歯ぐきが炎症をおこし、歯の根の周囲の骨を破壊する病気です。
歯周病の危険因子(リスクファクター)は歯垢(プラーク)です。
しかし、近年たばこも危険因子であることがわかってきました。
喫煙は、癌、循環器疾患(心臓病、脳卒中)、呼吸器疾患(肺気腫、喘息)などの多くの病気の原因であるのは皆様ご存じかと思います。
たばこの煙はお口を入口にして身体に入るので、お口の中の組織(歯や歯ぐきを含めた歯ぐき)は直接たばこの煙の影響を受けます。
喫煙は、糖尿病と並んで、歯周病の二大危険因子と云われています。
では実際、たばこを吸う人と吸わない人ではどれくらい歯周病になりやすさの差があるのでしょうか。
一般にタバコを吸う人は、吸わない人に比べ3倍も歯周病にかかりやすく、また2倍も多く歯を失っているという報告があります。
また喫煙本数と比例して歯周病が重症化することも判明しています。
数字を見ると一目瞭然ですね。
では、なぜたばこが歯周病の原因になるのでしょうか。そのメカニズムについて説明したいと思います。
喫煙により、歯周病菌と戦う白血球の機能が低下します。
また、たばこに含まれるニコチンは、血管を収縮させる作用があります。
血管が収縮すると血液の流れが悪くなり、酸素や栄養が不足します。
ニコチンは歯ぐきを修復するために必要な線維芽細胞の働きも弱めてしまいます。
さらに、酸素が不足することによって、酸素が大嫌いな歯周病菌にとって生息しやすく繁殖しやすい環境になってしまうのです。
たばこは歯周病を悪化させるだけではありません。タバコのヤニで歯が汚れるだけでなくメラニンが沈着して歯ぐきが黒くなってしまいます。舌の表面の細かい突起部分にヤニがついてしまい、口臭を発します。
さらに舌は味覚を感じ取る器官なので、その表面がヤニで覆われてしまいますと、味覚が感じにくくなってしまいます。
また、喫煙に伴い発生する煙による他者への悪影響も発生します。
歯ぐきは能動喫煙だけでなく、受動喫煙でも直接悪影響を受けるのです。
特に、親の喫煙により子供の歯ぐきにもメラニン色素沈着が早期に高率にあらわれます。親が喫煙すると同居の子供の歯肉メラニン色素沈着はおよそ5倍以上のリスクで増強し歯肉の色が悪くなることも報告されているのです。
このように、たばこによる悪影響はたくさんあります。
たばこをやめて、お口のなかを健康にしていきましょう!
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
平日は21時まで診療しています。
お口の中のどの様なお悩みもお気軽に相談してくださいね。
歯周病と早産による低体重児出産の関係性について
こんにちは。にしい歯科クリニック院長の西井遼太郎です。
急に寒くなってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、歯周病と早産による低体重児出産の関係性についてお話ししたいと思います。
歯周病と早産は、一見何の関係もないように思いますが、実はそうではありません。
まずは、それぞれの言葉について説明していきます。
早産とは?
早産とは正期産より前の出産のことであり、正期産とは妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産のことをいいます。日本では妊娠22週0日から妊娠36週6日までの出産を早産と呼びます。
低体重児とは?
低体重出児とは「標準より出生時の体重が少ない赤ちゃん」のことで、出生体重2,500g未満の赤ちゃんが当てはまります。
低体重児を出産してしまう原因としては、早産や、子宮内で赤ちゃんがうまく育たないことなどがあげられます。
早産の原因とは?
早産の原因は、お母さんの健康状態や喫煙習慣、ストレスなどが挙げられます。
子宮や膣での感染症もそのひとつです。
子宮や膣での感染によって炎症が起こると、それに伴って身体が炎症物質を作り出します。この炎症物質の中には、子宮を収縮させて出産を促す物質も含まれていて、早産を引き起こすことがあるのです。
では、なぜ歯周病が早産に関係するのでしょう。
これは、歯周病にかかってしまうと歯ぐきが炎症を起こします。炎症が起きると炎症物質が血液中に入り込み、子宮の収縮を引き起こすためだと考えられています。また、歯周病菌の毒素が血液中に入り込んでしまい、、血液の炎症物質を増やすことで子宮の収縮を引き起こすとも考えられています。
これらのことから、妊娠する前から定期的に健診やクリーニングを受けて、歯周病があれば治しておくことが大変重要です。
また、妊娠中もお口のお手入れがおろそかになりがちですので、お口のクリーニングを受けることが必要です。赤ちゃんが生まれてくる前にお母さんが正しいオーラルケアを身につけておくことは、お子さんを健やかに育てていくためにも非常に大切です。
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
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