目に見えない隠れむし歯を見つけるために
皆様、こんにちは。
にしい歯科クリニック院長の西井です。
毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は、目に見えない隠れむし歯を見つけることができる、「ダイアグノデント ペン」について紹介させていただきたいと思います。
皆様、むし歯というと、どういうイメージがあるでしょうか。
穴があいている、色が黒い、ズキズキする・・・
一般的には、このようなイメージを持たれている方が多いのではないかと思います。
このような目で見て分かるような状態や、痛みが出るような状態のむし歯は、実はかなり重症なことが多いです。
ここまで進行してしまいますと、大きなかぶせものになったり、歯の神経を取らないといけなくなります。
そうなってしまうと、結果的に治療の回数が多くなったり、歯の寿命が短くなってしまいます。
ですので、可能な限りむし歯を早期発見し、治療が必要であるならば治療を行い、経過を見てよい範囲ならば定期的に検査し、進行具合を確認していくことが最善策であると思います。
従来ですと、むし歯を見つけるために視診(肉眼での確認)、レントゲン検査などを行っていましたが、当院では従来の方法に加えて、レーザーを用いたむし歯測定器「ダイアグノデント ペン」を導入しています。
「ダイアグノデント ペン」は歯面に655nmの低出力のレーザー光を照射することによって、むし歯に含まれる代謝産物(ポルフィリン)である蛍光反射を読み取り、数値化します。
むし歯の大きさが数値としてでますので、患者様も分かりやすいですし、経過をみる場合でも以前の数値と比較できますので、進行具合も把握することができます。
やさしいレーザー光での測定ですので痛みもありませんし、レントゲンではありませんので小さなお子様や妊婦の方にも安心して検査することができます。
また、費用もかかりませんのでご安心ください。
従来の、痛くなったら歯医者に行って治療する、というものから、痛くなる前にむし歯の有無を検査し、できるだけ歯を削らない、抜かないという治療を皆様に提供していきたいと思います。
にしい歯科クリニックは、大阪市中央区の東高麗橋(天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。
お口の中のどの様なお悩みもお気軽に相談してくださいね。