妊娠中のお口のケア

皆様こんにちは。歯科助手の谷口です。

気温の高い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

お体を壊さないように、ご自愛くださいね(*^-^*)

 

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今回は、妊娠中のお口ケアの大切さについてお話ししたいと思います。

妊娠をすると女性の体には沢山の変化が起きます。

 

  • 嘔吐を伴う“つわり”や嗜好の変化によって口内が酸性になりやすい。
  • つわりがしんどくて歯磨きが十分にできない。
  • 食事回数が増えたり不規則になるため、歯の再石灰化(溶けだした歯をもとの状態に戻すはたらき)が起こる時間が遅くなる。
  • お口の中の環境を整えている唾液のはたらきが低下するため、口内にプラーク(虫歯や歯周病の原因となる細菌の塊)が停滞する。

 

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このような変化は、歯の表面を弱くしたり、虫歯や歯肉炎を起こしやすくする原因となります(>_<)

また、特に妊娠中は、女性ホルモンの増加によって、「妊娠関連性歯肉炎」や「妊娠関連性歯周炎」、「妊娠性エプーリス」(妊婦の1~5%の方が生じるといわれています。)といった歯茎の問題が起こりやすくなります。

歯磨きの際の出血や歯茎の腫れを訴える方が多くいますが、適切な歯磨きとプラークコントロールを行えば炎症を最小限に抑えることができ、ほとんどの方の症状が改善されます(*^-^*)!!

 

 

≪リスクが5~7倍!?≫

歯周病にかかっている妊婦さんは、かかっていない妊婦さんに比べ、早産や低体重児出産のリスクが5~7倍に膨らむといわれています。

母子健康手帳の「妊娠中と産後の歯の状態」にも、「歯周病は早産等の原因となることがあるので注意しましょう」と明記されています。妊娠中の歯周病は赤ちゃんにも影響することを知っておきましょう。

 

≪妊娠中のお口のケア≫

妊娠中は、“つわり”や食の好みの変化、体調の変化などで、食事が摂れない、あるいは摂りすぎるなど、食生活が不規則になり、それに伴い歯磨きも不十分になる傾向があります。

妊婦さんは、自分を大切にして、気分が良いときにささっと歯磨きを済ませたり、キシリトールガムやタブレット、洗口液を利用するなど無理なくお口のケアをするようにしてください(*^-^*)♡また、ぜひプロの手にお任せください!

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当院でもお口のケアができる商品を多数取り扱っておりますので、1度ご覧くださいね(´▽`*)

下記のURLで商品紹介のブログを見ることができます(*^-^*)♡

https://nishii-dental-clinic.hatenablog.com/entry/2019/06/10/110745

 

 

 

スタッフ一同、患者様のお口の健康の手助けができるよう努めさせていただきます(*^-^*)

にしい歯科クリニックは、大阪市中央区東高麗橋天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。

お口の中のどの様なお悩みもお気軽に相談してくださいね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(´▽`*)

 

 

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