気になるお子様の癖 ~指しゃぶり、歯ぎしりについて~

皆様こんにちは。にしい歯科クリニック院長の西井です。

朝晩の気温もグッと低くなり、過ごしやすい気候になってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は保護者様からもよくある質問、お口に関するお子様の癖~指しゃぶりと歯ぎしり~についてお話していきたいと思います。

 

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Q1 子供が指しゃぶりをします。どうすればよいですか?

 

まず、赤ちゃんがなぜ指しゃぶりをするのかについてお話しします。

個人差はありますが、生後2~4ヶ月ごろから指しゃぶりを始めるようになります。少しずつ自分の意思で手を動かせるようになると、まるでおもちゃのようにこぶしや指をなめるようになります。

指しゃぶりは成長の証ですし、赤ちゃんにとっての楽しい遊びの一つでもあります。自分の体をなめることで心を落ち着かせることにもつながります。無理にやめさせる必要はありませんし、成長とともに自然になくなることが多いです。

とはいえ3歳を超えるようになっても続けるようですと、歯並びに悪影響を及ぼします。上の前歯と下の前歯がうまくかみ合わない状態(開咬)になってしまいます。

3歳を超えても指しゃぶりを続けるようであれば、ご家庭での対応が必要です。

まずは子どもの生活のリズムを整え、運動をさせてエネルギーを十分に発散させてあげたり、手や口を使う機会を増やすようにします。お子様とのスキンシップも重要です。例えば寝かしつけるときに、絵本を読んであげたり、手を握ってあげたりと、子どもを安心させるようにすると良いでしょう。

4歳以降も頻繁な指しゃぶりが続く場合は小児科医、小児歯科医および臨床心理士の連携による積極的対応が必要です。

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Q2 子どもが寝ている間によく歯ぎしりをするのですが、大丈夫でしょうか?

 

子どもの歯ぎしりのほとんどは一時的なもので、ストレスが原因としておきていることが多いとされています。また、かみ合せの調整としてみられる歯ぎしりもあります。年齢とともになくなっていくことが多いですのでそのまま様子をみてもいてよいでしょう。

ただし、歯ぎしりのせいで歯が極端にすり減ってしまっていたり、あごの痛みを訴えたりするようでしたら、1度歯科医院を受診されることをお勧めします。

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にしい歯科クリニックではベビーカーごと入れる診療台もありますし、キッズルームも完備しています。

お子様のお口の中のことでお困りのこと、知りたいことがあればいつでもお越しくださいね。

にしい歯科クリニックは、大阪市中央区東高麗橋天満橋駅と北浜駅のちょうど真ん中あたり)にあります。

平日は21時まで診療しています。

 お口の中のどの様なお悩みもお気軽に相談してくださいね。

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